3月 アベニール保育園最初の卒園生
2021.3.9
園長ブログ 未分類
3月 アベニール保育園最初の卒園生
2020年度も残すところ1カ月となりました。
梅の花や桃の花が咲き誇り、そろそろ桜の季節へと移ります。
今年度、アベニール保育園は設立以来初めての卒園生が卒園します。
おうちの中で家族とだけで過ごしていた子ども達が、
産まれて初めて、保育園という小さな社会に飛び込んでから今日までの3年間、
アベニール保育園に通う子ども達に何をしてあげられただろうかと考えます。
英語・中国語やモンテッソーリ等の取組み。
毎日園で、調理スタッフが作る給食とおやつ。
季節に合わせた行事やいろいろな国のイベント。
子ども達の感覚の成長を促す運動遊び、感触遊び。
こうやって取り上げてみると、毎日たくさんの取組みを行っていることに気づく反面、
提供してきた取組みよりも頂いたものの多さにも気づかされます。
朝一番に顔を合わせたときの元気な声の挨拶と屈託のない笑顔。
担任の職員でなくても親しんでくれる子ども達。
今日の給食美味しかったです。と、調理スタッフへの掛け声。
友達との生活の中で、互いの存在が意欲を刺激し合ったり、
大人との関わりの中でたくさんの習慣を身につけたり、
多くの学びと成長を見せてくれること。その成長を分かち合い共に喜べること。
2020年度卒園児を前に、そんな毎日が子ども達からの贈り物なんだと思うばかりです。
未だ、最後の時を想像することはできず、寂しさと虚しさに気づくのは
卒園してちょっと経ってからかもしれません。
卒園のその時まで楽しい時間を過ごそうね
施設長 石川