9月 子ども達に触れてほしい物4
9月 子ども達に触れてほしい物4
6月から続く、園長ブログ『子ども達に触れてほしい物』ですが、
9月からは保育で行う、それぞれの活動に焦点を当ててみたいと思います。
今回は、運動遊びについてご紹介します。
アベニール保育園には、滑り台や平均台、跳び箱やマット、トランポリンや沢山のボール、フラフープがありますが、段ボールや風船、新聞紙やゴムを活用することもございます。もちろん、お散歩や公園での外遊びも行います。
毎月のテーマや子ども達の運動機能に合わせ、それぞれの用途を変えていきます。
0歳児さんは、0歳児さんだけの活動の中で自らの身体の動かし方を発見したり、様々な動きを覚えていく1歳児さん2歳児さんと触れ合う中で、その動き方を見て吸収したりしています。自らの発育(ハイハイやつかまり立ち、歩行等)を喜ぶ保育者を見て何度も繰り返し、様々な運動機能を習得していきます。
1歳児さんは、月齢によって運動機能に差があります。保育者の注意する視点も、子ども一人ひとろに合わせ変わります。足元の不安定なマット上でのハイハイや歩行。3段程度の階段がある滑り台に上ったり、滑ったり。運動機能に差があっても同じ活動の中で様々な成長の促しが行えるような活動を取り組みました。
2歳児さんは、子ども達がお友達との関わりを強く持ち、2歳児クラスとしての意識を持てるよう、クラス全体で一緒に行う運動遊びに取り組みました。そんなこともあり、夏前には「僕たちは、私たちは、にじ組さん!」という意識が芽生えていたように感じます。
子ども一人ひとりの成長発達が異なるように、年度によってクラスの特徴も異なります。今年度の各クラスを見ていても、そんな様子が伺えます。
運動遊びを通して、子ども達の成長が一人ひとりとしても、クラスとしても、楽しみな活動の一つです。
施設長 石川