「自分のお城を築きなよ」 衝撃的な再会 (続編)
「自分のお城を築きなよ」 衝撃的な再会 (続編)
「(あなたは)来年からうちにいるなぁ」
偶然にも再会した代表からの別れ際の一言・・・。
私の中では、???ハテナマークが登場しておりました。
(今日、久しぶりに再会したばかりだしなあ。確かに保育のことで金八先生並みに熱弁はしたけど・・・)
(それにしても、私が来年からいると言っていたあの瞳は自信に溢れていたなぁ)
心の声を隠せない私は ひたすら呟きながら家路に着きました。
後日、代表とまたお会いすることになり 私がどういう思いで保育士の資格を取ったのか。
子どもたちや保護者の方々、他の先生方から学ばせてもらった沢山のこと。
保護者の方々との交流の中で築いて来た絆や 子どもの成長を感じて一緒に涙した日々・・・そして、自分の理想を追い続けてきた 終わりのない理想と保育観。
どれも私にとっては外せない「私という人間」を作ってくれた想い出たちです。
その1つ1つを代表は丁寧に熱心に聞いてくれました。
そして、5時間も6時間も聞いてくれた後に←(すごい忍耐強い!(笑い))代表は私に向かってこう言ったのです。
「自分のお城を築きなよ」
「・・・えっ?」
「自分のお城を築いてみな。今までもこれからも あなたが保育士という資格を取った原理原則は忘れてはいけないよ。自分が通ってきた道・・・その集大成のお城を築いてみなよ」
私の目には涙が溢れていました。
そして心の中に熱いものがこみ上げて来ました。
(そうか!今までの保育の集大成のお城かあ~!本当に私がやりたかった保育ができるのかな?だとしたら、すごいことだなあ。やってみたい!)
(何年かの時を経て、偶然にも代表と再会したのも何かの縁なのかもしれないな・・・)
「はい!ありがとうございます。やらせて頂きます!!」
私はまた鼻息も荒くイスから立ち上がり、代表ほか 周りの方々からの注目を浴びた2016・2・25の夜のことでした・・・